院長ご挨拶
はじめまして。この度、淀川区新高3丁目で小児科・皮膚科・精神科のクリニックを開院させていただくこととなりました、井庭 慶典(いば よしのり)と申します。
私は乳幼児期よりアトピーに苦しんできた経験から、初期研修後、皮膚科医として出発しました。近畿大学病院皮膚科と関連施設で、皮膚科の外来・病棟診療、外用処置、紫外線治療、皮膚生検、レーザー、手術と、皮膚科全般の診療を学んで参りました。その間、患者様に関わる上で全身管理の大切さを痛感し、また元来子ども好きなこともあって、小児科医となりました。その後は、近畿大学病院と関連病院で小児科全般・皮膚・アレルギー・発達・精神・神経などの診療をおこなってきました。これまでの大半が大学病院勤務でしたが、その間も他の病院・診療所の小児科・皮膚科・内科で、外来診療や夜間・休日救急医療、病棟診療も務めて参りました。また、薬剤師として長年の漢方相談の経験を持つ母から漢方の基本的な見立てを学び、若い頃より漢方の勉強会には積極的に参加し、診療に取り入れてきました。
私がいつも心がけているのは、患者さまやご家族さまの心配事や希望について考えることです。医学知識を絶えずアップデートして適切な医療をお届けすることが我々の使命と心得ておりますが、それだけでなく、ご来院された皆さまの不安を丁寧に解決し、ニーズにお応えできるような診療を実践したいと思っております。
個人的な話になりますが、私自身もアトピーと戦う患者の一人です。皮膚疾患やアレルギーでお悩みになる患者さまとは、ぜひ症状を上手く制御して生活の質を保つ方法を一緒に模索してきたいと思っております。
家庭では3人の子育てに奮闘しております。子育て中の保護者の方はとにかく多忙で、思い通りにいかずイライラすることも多いかと思います。さらに、核家族化が進む中、子育て経験の豊富な相談相手がおらず一人で悩まれる保護者も少なくないと思います。私は子どもだけでなく親の気持ちも大切にし、心の通い合う診療をしていきたいと願っております。
「安心できた」「役に立った」と思っていただけるような医療を提供できるよう、スタッフ一同日々精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
いばクリニック院長 井庭 慶典
(いば よしのり)
経歴
- 近畿大学医学部 平成15年卒業
- 近畿大学医学部 初期研修
- 近畿大学医学部 皮膚科学教室
- 市立貝塚病院 小児科
- 近畿大学医学部 小児科学教室
- 近畿大学病院 てんかんセンター(兼任)
- 福田病院 内科・小児科(非常勤)
- 高石市立診療センター 小児科(非常勤)
- 近畿大学医学部 小児科外来医長
- 近畿大学病院小児科子どものこころ専門研修プログラム 研修統括責任者
資格・所属学会
- 医学博士(論文博士)
- 日本小児科学会 小児科専門医・指導医
- 子どものこころ専門医機構 子どものこころ専門医・指導医
- 日本小児心身医学会 認定医・指導医・代議員
- 日本児童青年精神医学会
- 日本小児精神神経学会
- 日本小児皮膚科学会
- 日本皮膚免疫アレルギー学会
- 日本東洋医学会
- 日本アレルギー学会
- 小児慢性特定疾病指定医
- 難病指定医
- 身体障害者福祉法第15条指定医師(肢体不自由)
- ADHD適正流通管理システム 登録医師
- エピペン 処方医師
- ミティキュア・シダキュア 処方医師
- ボトックス講習・実技セミナー(2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足、上肢痙縮・下肢痙縮、重度の原発性腋窩多汗症)修了